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lenovo ideapad duet 10.1 レビュー ~いろいろ惜しい製品

1年前に発売され、主にガジェットマニア界隈で話題になったchromebooklenovo ideapad duetという製品があります。

私は発表時にこれだ!と思い、発売日に購入しました。当時はヨドバシ.comで約44,000円-10%ポイント還元で実質4万円弱でしたが、1年経って、かなり実売価格も値下がっており、2万円代で買える時もあるようです。

一般的なレビューは山程出ていますので、本記事では自分の使い方とそれに対する使い心地という切り口でこの製品をレビューします。この製品について事前に調べている人の一助になると嬉しいです。

製品概要

この製品の主な特徴はこの3つです。

  • 10.1インチタブレット(ざっくりiPadぐらい)
  • 別売りのペンを買えば、ペンタブレットとして使える
  • カバーとキーボードが着いてくる。くっつければPCのような見た目で使用可能

一般的なレビューはたくさんありますが、この記事を書くにあたって、改めて様々なレビュー記事を読んだところ、こちらの記事がよくまとまっていると感じました。

pcefan.com

使用用途と感想

では、ここから筆者の使い方とそれに対してのこの機種での感想を書いていこうと思います。

タブレットとして

筆者がやりたかったことは主にこれらの項目です。

前提として、これらのことは問題なくできます。そのうえで、いいところと悪いところをあげます。

いいところ
  • 音がいい
    スピーカー位置も横持ちでステレオになる位置に配置されており、無印iPadよりいい音で楽しむことが可能です。
  • 十分なディスプレイ
    ディスプレイのクオリティは十分に高く、雑誌や電子書籍、スキャンしたpdfも細かいところまで読めます。例えば、楽天マガジンの雑誌の文字は原寸大とまではいかないものの、十分に読める文字です。
悪いところ
  • 動きがワンテンポ遅い
    スマホはOneplus7というハイエンドのCPUが搭載されている製品を使っているのですが、それに比べるとワンテンポ遅いです。iPadに比べてもワンテンポ遅いです。スペックの差が出ていると思います。
    フォローすると、十分実用的です。イライラはしません。一度便利なものを知ると、今まで便利だったものが不便に感じてしまう、という感覚です。
どうなったか

使う機会が減りました。上記のようなコンテンツを消費しようと思ったときにスマホは目の前にあって、タブレットは少し離れている、というシチュエーションです。大画面で使えるというこの製品のメリットが、目の前にあって、気持ちいいレスポンスで使えるというスマホのメリットに勝てないので、スマホで済ませることが多いです。

1年使って、この製品で行うことは電子書籍、雑誌、pdfの用途に絞られました。つまり、大画面のメリットがより大きいときにスマホを使うメリットを上回るので、そのときに使うような状態です。

ペンタブレットとして

メモ、ノートアプリとしても期待していました。別売りのhp usiペンを購入し、使っています(似たような製品が多数あるので注意)。lenovoのusiペンのほうが安いですが、こちらはうまく動作しない報告をネットで見たので、こちらを購入する際にはよく調べて購入したほうがよいかもしれません。

こちらも十分動作します。オススメはSquidというアプリです。こちらだとペンの遅延も少なく十分実用的です。iPadで有名なNotabilityも使用したのですが、こちらはペンの遅延が大きく、使ってストレスを感じたのでやめました。アプリによって差があるようです。

では、1年経ってどうなったかというと、ペンはほとんど使っていません。Squidが実用的ではあるのですが、やはり少し遅いのが気になります。また、手をついて書くときに手のひらを誤検知しないパームリジェクション機能があるはずなのですが、これもたまに誤作動します。これも欠陥レベルではないのですが、微妙にストレスになり、気がついたら使わなくなっていました。そういえば使っていないので、ペンも売るか。。

テキスト入力デバイスとして

最近一番使っているのがこの用途です。このblogもこの製品で書いています。
いろんな記事にある通り、テキスト入力しようとすると、

  • 背面カバーとキーボードをつけると1kg近い重さになるため、軽快感が損なわれる
  • キーボードの右端が詰まっており、打ちにくい

というデメリットはたしかにあります。

ただ、重さに関しては、我が家にあるテキスト入力デバイスの中では一番軽いので、十分実用的です。

また、キーボードレイアウトの文字詰まりについても、十分に慣れることのレベルです。キーボードの打鍵感はノートパソコンの打鍵感が好きな筆者にとっては合格点ですし、テキスト入力であれば、上の用途で感じていたようなレスポンスに関する微妙なストレスも感じません。

なので、テキスト入力デバイスとしては本製品は満足しています。今購入を検討している人にとっても、価格、軽さを総合的に考えると、これが一番いい製品という人もいます。

まとめ

価格を考えると仕方ないところもありますが、いろいろ惜しい製品です。表面的な機能としてはできることが多いので、万能デバイスを想像してしまいがちなのですが、レスポンスなどにより、少しずつ使いにくいため、結局使う人を選ぶ製品になっていると思います。

具体的な使用用途をイメージし、その使用用途で使っている人のレビューをしっかり読んで理解した上で購入することをオススメします。コスパはすごくいいので、ハマればその人にとっていい製品になる可能性も十分ありえます。では。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです。

まとめにも書きましたが、この製品、価格を考えるとできることも多いし、本編では触れませんでしたが、ハードウエアの質感もいいので、とてもいい製品なんですが、惜しいんです。CPUがもう少しグレードアップしてくれるだけでも評価は一変すると思うんですけど。

10記事目での振り返り 〜記事執筆の習慣を身につけられた

自分の文章力向上を目的にこのblogを始め、ついにこの記事が10記事目になります。

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 定期的に振り返ることで文章力がどうなったかや、その他得られたこと、課題について振り返ることで、成長の過程を可視化しようと思いました。将来文章がもう少し上手になったと読者の人に思ってもらえる状態になった時に、過去の悩みを記録しておくことで、同じ悩みをもっている人にも役に立つのではないかと思っています。

今日はシリーズ化する予定の(筆者が)念願の第一弾記事です。

トピック 〜記事執筆の習慣化

blogを書く時間と頻度について、この10回でだいぶ固まってきました。

原則毎週土曜日、子供の習い事に付いて出かけており、習い事中は暇です。その1時間強の自由時間を利用して、まずはマクドナルドで下書きを書きます。そして、日曜日早朝に下書きを投稿画面にコピペし、少し手直しと見出しタグやリンク、画像を追加して投稿します。土曜日の夜は子供と一緒に9時過ぎに寝るので、日曜の朝は早起きなのです。

習慣が決まると、土曜日の下書きを書き始める前に記事のテーマを決めなくてはいけないので、それを考える習慣も付き始めました。直前まで思いつかずに、焦る時もあります。この記事は、直前で読んだ本について思い出したので、それだ!と思って書き始めました。

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頻度については当面はこのくらいで進めようと思います。これ以上頻度を上げると仕事や英語の勉強に影響が出てきそうです。

得られたこと

三者を意識した文章を書くようになった

文章を書く時にこういう書き方をすると読む人が理解できるだろうか、ということを意識しながら文章を書く癖がついたように思います。これは仕事で文章を書くときにも役に立っていると感じており、文章の書き直し回数が減ったのと、文章を自分で推敲するときの基準がしっかりできたように思います。

客観的に見てどうか、というのは読者の皆様の評価におまかせします。。

構成から考えるようになった

ビジネスライティングの本にも書いてあった、文章を書く時は構成から考えるという基本的なことが昔はできていませんでした。本で理屈を学んだ上で実践をこのblogで行えたので、仕事でのみ文章を書くよりは早く上達したのではないかと思います。

文章を書く心理的なハードルが下がった

以上のメリットによって、blog程度の長さの記事を書くことに抵抗感を感じなくなりました。昔は報告書を書けと言われるとWord半ページぐらいに思いつくままに書いて、書くことがなくなって画面の前で固まってしまう、、といった感じだったのですが、心理的なハードルがぐっと下がり、少なくとも量は書けるようになりました。

今まで漠然と考えていることを文章化できた

これは文章化のメリットとしていろんな本に書かれていますが、各記事の編集後記に書いている通り、予想以上に実感できています。

文章にすると、頭の中で考えていたことが出てきて、見ることができる形になるので、足りないところがわかってきます。そこを埋めると、自分でも意識していなかったことがわかったりすることは大きな収穫でした。まだ頭の中で漠然と考えていることはいろいろあるので、記事化を通じて整理していければと思います。

課題と感じていることとその対策

魅力的な文章を書く

自分の中の相対評価ですが、「わかる文章」については、まだまだ向上の余地はいくらでもあるものの、一定のレベルに到達したのではないかと思っています。つまり、読んでもらえさえすれば、理解はしてもらえるという状態と思っています。

ただ、まだ人を惹きつける文章、先を読みたい!と思わせる文章になっていないと感じています。例えば、TOEICのスコアアップ方の記事についてはいくつか書いていますが、先日たまたま別の人の記事を読みました。

note.com

この人の記事のほうが圧倒的に読者を惹きつける文章になっています。この差を埋めるのが次の課題です。

まずは自分の文章と上手い人の文章は何が違うのか、まだ理解できていません。これを理解するために、本を読むなどして、その差は何なのか理解した上で、ギャップを埋める取り組みをしようと思います。具体的な仮説が見つかったら記事化するかもしれません。

ツールの改善

時間のとり方や下書きを次の日に見直して投稿という流れは無理なく習慣化できたこともあって、このままでいいと思っています。

一方で、今の記事投稿に使っているツールは改善の余地があるとおもっています。

1つ目は下書きに使っているChromeOS標準のテキストエディタ。シンプルなのですが、文章の構造化ができません。書いている時にとても見にくいです。2つ目は、はてなの投稿画面です。このテキストエディタで書いた文を投稿する時にはてなの投稿画面にコピペするのですが、この文章に見出しをつける処理や段落処理を加えないといけないのも、無駄な時間だなぁ、と感じています。

ここについても、調べていろいろ試行錯誤してみようと思います。こちらも記事化できるかもしれません。

まとめ

blogを通じて定期的にしっかり考えた文章を書くということは、当初の予定通り、もしくはそれ以上に効果があることを実感しています。貴重な休日の時間を使っているのですが、その価値があるなと感じています。

自分の役には立っている一方、読者の役に立てる、惹きつけるレベルの記事は書けていないです。これを次の課題として、取り組み項目を定めて改善していきます。次の振り返りまでによくなったと感じられるといいのですが。では。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです。

読み返してみると、行間から嬉しさがにじみ出てきています。読む側の立場から見ると、10記事しかないblogというのは全然大したことないですが、結構書くのは大変でした。blogで収益を上げている人が、所定のやり方でたくさん記事を書けば必ず収益を上げられる、という趣旨のことを書いていますが、それがいかに難しいことか!そういう人たちは文章を書くのがもとから上手なのか、blogを書く過程で試行錯誤もしくは勉強して身につけたんだろうなぁ、と考えています。これからも週1ペースで書いていきますので、よろしければお付き合いください。

書評 英英英単語 上級編 ~単語を使いこなす本、覚える本ではない~

TOEIC L&Rは850点を超え、次のステップとして900点超えは狙っているものの、TOEICに特化した勉強を少しづつ減らそうと思っています。そこで、英語の上級者向け単語集を検討した結果、こちらの本を購入しました。

 

 


この記事では、1ヶ月実際に使用してみた本書のレビューをします。
結論から言うと、本書は現在の筆者のレベル、目的にあいませんでした。ただ、悪書というわけではなく、むしろ良書、合う人には合うのだろうと思います。

この本を選んだ理由

以前、単語はミルフィーユ法で覚えるという記事を出しました。

 

improve-txt.hatenadiary.com

 

この記事では、とにかく音声をくり返し聞くことで、単語と接触回数を増やすことで長期記憶として定着させる方法を書きました。

この方法で通勤などの空き時間、テキストが開けないときでも英単語の音声ファイルを聞きまくっています。そうやって聞いている時にふと、「英語の勉強をしているのに、日本語を聞いている時間が多いなぁ」と思いました。

他のリスニング教材では英語の文章をずっと聞いているので英語100%です。ところが、単語集は単語、日本語訳、例文のように日本語が入ってくるため、英語が100%ではありません。昔からずっと聞き続けていてすでに定着完了しているDUOは英語音声のみのファイルを使っているのですが、新しい単語を覚える時に英語100%だとなんのことやら、になります。

そこで、本屋で見つけたのがこの本です。この本は英英辞典のように英単語の意味を英語で説明してあります。そのため、単語、英語で説明した英語、例文のように英語100%になります。これを使うことで英語を聞く割合が増やせる!と思い購入しました。

本書の構成

英英英単語上級編 画面レイアウト

英英英単語上級編 画面レイアウト


この本の最初の単語のスクリーンショットです。先ほど説明したとおり、英単語、その意味を説明した英語、例文の順に構成されています。また、本書中には日本語の意味と例文の日本語訳もついています。音声ファイルはこちらの期待通り、単語、その意味を説明した英語、例文を1回ずつ読み上げる形式でした。

収録単語は1000単語=100単語x10セットです。単語レベルは公式サイトによると「9000語レベル、英検準1級~1級、国連英検A級、TOFEL iBT 80~」とのことです。公式サイトに記載はありませんでしたが、TOEICでいうと800~950点ぐらいでしょうか。ただ、TOEICに出ない単語もたくさんあるので、TOEIC学習には向きません(本書がその目的で作られていないので、当たり前ですが)。

音声ファイルは各単語ごとに1つのmp3ファイルが提供されています。100単語ごとの音声ファイルだと、完全なシャッフル再生にはならないので、完全シャッフルできる点がとても便利です。

筆者が学習した方法と感想

早速この本を上の記事に書いてあるように、音声で覚えようと早速聞き始めたのですが、問題に直面しました。単語の意味を説明した英語がすぐに理解できないのです。ここであわあわしているうちに例文が流れ、よくわからないうちに次の単語にいってしまいます。ミルフィーユ法で覚えるとはいえ、1回聞く時に何もわからないのであれば、何も積み上がりません。

そこで、本を読みながら1日100単語ずつ聞く方法に変えました。そうすると、意味はわかるのですが、隣の日本語訳に目が行ってしまい、結局単語の意味を説明した英語の理解に至らないまま次の単語にいってしまいます。

つまり、理想のサイクルは

  • 単語を聞く
  • 単語の意味を説明した英語を読み解きながら単語の意味を理解する
  • 例文で使い方を学ぶ

のはずなのに、実際のサイクルは

  • 単語を聞く
  • 単語の日本語訳を見る。となりの説明部はほぼ読めない
  • 例文を聞く

となってしまい、本書の折角の特長が活かせていません。

それでも何周かすればきっかけが掴めるかもと思い、3周してみたのですが、理想のサイクルになっている単語はまだ10個程度だと思います。つまり、学習時間に見合った成果が現時点では出せていません。

対処法を考える

どうすればいいか考えました。単語の意味を説明した英語を読み上げる時間以内に内容が理解できれば、理想のサイクルに入るのですが、そうなっていないのが問題です。解決法としては2つ考えられますが、単語を効率よく覚えるという目的から外れそうです。

  1. 事前に単語の意味を説明した英語を熟読する
    しっかり読み込んだ上で聞き始めれば、たしかに理解度があがり、理想のサイクルに入りそうです。しかし、その準備に時間がかかりすぎるため、単語を覚えるという目的からは遠ざかるところが問題です。
  2. 単語集のレベルを落とす
    説明の英語が簡単になれば、つまり上級編を一旦諦め、中級編にレベルダウンすれば理想のサイクルに入れそうです。しかし、英単語を覚えるという目的では効率が悪くなりそうです。

どういう人に向いているか

では、この本はダメかというとそんなことは全くありません。

英語は日本語訳ではなく、英語の説明で覚えたほうがニュアンスまで掴めそうですし、このコンセプトはすばらしいと思います。

ただ、この本は「新しい単語を覚えようとする本」ではなく「ある程度知っている単語を深める」のに役に立つのではないかと考えています。

つまり、筆者のレベルでは「上級編で新しい単語を覚える」のではなく、「中級編でだいたい知っている単語を英語の説明で再確認することで、より単語を理解し、読解の推測力や適切な単語の選択ができるようになる」を目標にして勉強するのには最適なのではないかと思います。

まとめ

英英英単語 上級編のレビューを行いました。

筆者のやり方では新しい単語を覚えるにはこの本は不向きで、覚えている単語を深く理解することに向いている本だと思います。

筆者はもう少しレベルが上がるまで、一旦置いておいて、別の単語集を探そうと思います。次に使う時は、理想のサイクルで回せるぐらい英語力が上げられていればと思います。では。

編集後記

筆者は貧乏性なので、一度買った本を途中で諦めることができないのですが、この記事を書くことで、今この本を使うレベルに到達していないことがしっかり可視化できたので、やめる踏ん切りをつけることができました。さて、本屋で新しい本を探してくるか。

子供を中学受験させるべきか(メリット・デメリットの整理)

筆者は2児の父親で、長男は小2、次男は年中です。筆者自身が地方の中学受験経験者ということもあり、無理のない範囲で子供も中学受験をさせようと最近まで疑いなく思っていました。しかし、最近少し考えがゆらいでいることもあり、blogを通じて2つのメリット・3つのデメリットを整理しました。先に書くと、整理した結果、結論は出ていません。

※もちろん、子供の意思が最優先であることは言うまでもありません。本記事はそれは大前提として、親側の意見として書いた内容です。

中学受験のメリット

優秀な人という環境

受験というフィルターを通った人が集まってくるので、今あらためて思い返しても優秀な人が多かったです。指定された問題集を定期試験までに何回も周回させる人、英語のテープを1日10回聞いている人、など。。

また、そういう人に囲まれている環境で日々を過ごすことで基準が引き上げられる効果も大きいです。この「基準」には2つの観点があります。

  • 勉強環境
    定期試験前になると学校全体のムードが勉強方向にひきしまったり、職員室の前では先生に質問する人が増えたり、一生懸命勉強する人をバカにする空気感がないなど、当たり前に皆が勉強をしているので、自分も勉強しなくてはという雰囲気になります。人にもよるとは思いますが、孤独に勉強するのって難しいと思います。
  • 成績・志望校
    自分で言うのもなんですが、出身校は地方では優秀な方だったので、学年の内、数十パーセントが東大・京大に行くような学校でした。なので、志望校は国公立当たり前という雰囲気でした。
    いずれも、普通の学校の環境では得られない環境ではないと思います。この環境下で、自然に勉強する習慣、高い基準を設けることができ、筆者の成績(やらしいことをいえば、学歴)も一段上がったのだろうなと思います。

高校受験がない

中学から高校って、結構私生活が充実する時期だと思います。その時期に受験がないというのは今振り返ってもとても幸せなことだと思います。また、顔ぶれも変わらないので、とても楽しい時間が過ごせました。

筆者の場合は、中学3年ぐらいから部活の落ちこぼれが集まって野球サークルができ、野球部とはレベルの違う、ゆるーい野球ができたのがとても楽しかったです。最初の試合でキャッチャーのプロテクター代わりに元剣道部の道着を使ったのも懐かしい思い出です。

 

中学受験のデメリット

お金がかかる

筆者の場合(時代)、小5から受験勉強をはじめましたが、今は小4から始めるのが当たり前みたいで、ネットの記事によると3年間で400万円かかるそうです。通常の月謝以外に、夏期講習・冬期講習・土曜特訓・模試など、いろいろな名目でお金が取られるらしいです。

それに加え、無事に合格した暁には中学の学費もかかります。正直、今の給料だと妻にも協力してもらいながら、それなりに無理をしないといけません。そこまで無理をすることが、家族にとって幸せなのか、最近少し疑問にも思うようになりました。それだけあれば、海外旅行を通じて、海外の見聞を深めるという選択肢も十分にありえますし。

受験産業が受験に最適化されすぎている

「2月の勝者」という中学受験を題材にしたコミックを読んでいます。昔の受験って、筆者が地方出身ということもあって、もう少しおおらかだった気がします(昔は良かったオジサンのコメントかもしれませんが)。学力を上げて、その先に中学受験のゴールがあるイメージだったのですが、最近は試験問題に教育が最適化されすぎていることによって、もう少し大きなくくりで優秀な人物が選抜できていないのではないか、という疑問をもっています。

この点は個人的な体感で、筆者は中学受験にあまり苦労した記憶がない(中学受験が人生のピークでした。。)というところもあいまって、客観的な検証はできていません。そう考えるとここは少し検証する必要があるかもしれませんね。

優秀な人の定義の多様化

公立高校を改革した人の本を読みました。

 

 

昔から言われていることですが、偏差値で測れない能力があり、そちらを伸ばすほうが社会に出た時に役に立つのではないか、という思いがあります。筆者の今の仮説は、昔は情報がなかったため、そういう多才な人も中学受験をし、中学校に集まっていたのですが、このような様々な教育が試みられ、そのような情報が簡単に入手できるようになった結果、本当に優秀な人(尊敬の念を込めて変人と呼びますが)は優秀校に集まらないのではないでしょうか。

そうであるならば、そのような学校を調べてそこに入ってもらったほうがいいのではないかと考えるようになりました。

まとめ - 親に感謝

筆者が感じている中学受験のメリット・デメリットを上げました。

これを書いて思うことは、筆者自身が実体験していることで、メリットもデメリットも外から見るより深まっているだろうということです。その意味で、中学受験をさせてくれて、中高一貫に入れさせてくれた親にはあらためて感謝したいなと思いました。せっかくの経験を活かして、親としてはどうしてほしいか、考える必要がありますね。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです。

中学受験、個人の体験としてはメリットしかなかったです。当時の筆者はクソ生意気で、あのまま公立に言っていたらイジメられていたでしょう。小学5,6年生のときの担任もすごくいい先生でした。なので、当たり前のように中学受験を考えていたのですが、メリットデメリットを整理すると意外と考えるところありますね。子供の意思を尊重しつつ、最適解を考えようと思います。

書評 赤の継承〜カープ三連覇の軌跡〜

昨日、前から読みたいと思っていた「赤の継承〜カープ三連覇の軌跡〜」という本がKindleで割引をしていることに気づき、購入しました。

 

 

タイトルから察せる人も多いかと思いますが、プロ野球広島東洋カープの前監督で2016年に25年ぶりにリーグ優勝を成し遂げた緒方前監督が書いた本です。

優勝する前年の2015年に就任し、充実した戦力から「今年こそは優勝間違いなし!」の前評判からの失望の4位を経て2016年のリーグ優勝を勝ち取り、次の年から三連覇を成し遂げます。その時の失敗と監督本人を含めた意識改革の道のりが書かれています。

筆者はこんな本を買うぐらいですから、当然カープファンなのですが、カープファン以外の人が読んでも学びが多いように思います。

結びに専念すれば、果が生まれ 果に専念すれば、苦が生まれる

この本で一番印象に残った言葉です。2015年、上昇気流にあり、高い前評判だったチームを優勝に導けず、苦悩の日々を送っていた時に、真言宗天王山・命教寺の植田住職から教わった言葉です。

現代風に書けば、「自分がコントロールできない結果ではなく、コントロールできるプロセスにフォーカスせよ」ということでしょうか。この言葉の通りプロセスに集中することで、次の年からの三連覇という結果がついてきたそうです。

この内容を自分だけではなく、チームに浸透させるために、コーチやトレーナー、スコアラー、選手にも明確な役割を求め、それぞれのやることを明確にしたそうです。自分のやるべきことに集中できるようになった結果、負けているときでも、集中力を切らすことがなくなり、打者は次の1点、次の塁に集中することができることから逆転勝ちが増えました。確かに、この時期のカープは序盤で大差をつけられていても気がついたら逆転勝ちしていることが多いことから「逆転のカープ」と言われていました。この頃は強かった。

ビジネス本として、学びが多い本

最近、仕事で結果が出せず、悩んでいる筆者にも響くものでした。

結果を出すことに意識をとらわれるのではなく、その過程に集中し「やりきった」という状態まで持っていく。

そのために役割を明確化する。筆者の場合、部下はいないので、仕事のタスクを明確化し、一つ一つのタスクに集中する。仕事がうまく行かなくても、英語の勉強など他に心理的な影響をひきずらない。

色んな本で書いてあったことですが、カープファンとして読めた本だったので、強く印象に残りました。

早速仕事のタスク、もう一度見直したいと思います。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです
こういう本はいつも読んで「いい話だったなぁ」で終わっていたのですが、こうやって書評をまとめることで学びが整理できますね。これも色んな本に書いてありますが、やっぱり実践しないと体感できないです。他者に見られることを前提に文章を書くことで自分が鍛えられていると感じます。ただ、文字数が少ないですね。この本からもう少し学びを得ることができていると思うのですが、言語化できていない証拠ですね。

英単語は金フレを使ってミルフィーユ法で覚える

ここ数回、TOEIC L&R(以下、TOEIC)を650点から850点に上げる方法について、筆者の体験を書くことによって、これからの勉強する人の一助になればと思って書いています。過去記事はこちらからどうぞ。

improve-txt.hatenadiary.com

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今回は、英単語について書きます。何を使えばいいか、どのように勉強すればいいか書くので、ぜひ参考にしてください。

英単語集は金のフレーズ 1択

TOEIC対策について、どの単語集がいいかについては、あまりにも有名ですが、金のフレーズ、略して金フレが絶対のおすすめです。 

なぜオススメか、3つの理由を説明します。

  1. TOEICに出る単語、使い方しか載っていない
    TOEICは過去問が公開されていませんので、頻出単語を調べるというのは至難の業です。
    しかし、TOEICマニアが世の中には多数いらっしゃって、この本の著者、TEX加藤さんもそのうちの一人です。連続90回以上(!)満点をとっており、毎回受験後にメモを残すことで頻出単語を調べ上げた結果がこの一冊に詰まっているそうです。
    確かにこの単語集、めちゃくちゃ出ます。使い方までそっくりなので、公式問題集などを解く時に、この単語もその単語も読める!!というのはすごくモチベーションがあがります。
  2. 小さい、薄い、安い
    この単語集は新書サイズなので、小さく、通勤カバンに入れてもかさばりません。
    これも勉強を継続する上では意外と見逃せないポイントです。
  3. 音声ファイルが秀逸
    音声ファイルが最小限の情報しか入っていないので、効率よく学習できます。どういいのかは学習法の中で説明します。

単語学習はミルフィーユ法

次に、どのように単語を覚えていくか、についてですが、「ひたすら繰り返し聞く」ことをオススメします。

なぜなら、記憶は接触回数と頻度を増やせば増やすほど定着していきます。そのためには時間をかけず、手軽に始められる方法が重要だからです。

音声を1.3倍速でスキマ時間にひたすら聞いてください。駅まで歩いている時間、通勤中、着替えているときなどなど(どこまでストイックにやるかは人によると思いますが)。金フレはスマホアプリのabceedで聞けるので、アプリ内機能で1.3倍速が可能です。PCから音声ファイルをスマホにコピーしている人はaudipoというアプリがとても便利なのでおすすめです。

最初は単語どころかフレーズ全体が何を言っているかわからない時もありますが、繰り返し聞き続けると、聞き取れる個数が少しづつ増えていきます。聞き取れるころには聞いている回数も多いので、記憶の定着も早く、忘れにくくなっています。また、1.3倍速で聞いているので、リスニング力も上がっています。

じっくり取り組める時は、テキストをもって音読してください。音だけでわからなかったところをテキストで読むと、「こういうことだったのか!」という驚きがあります。これが記憶のフックになり、より強い記憶になります。

聞きまくる時に、金フレの音声はよくできていて、最小限の情報しか入っていないので、効率よく勉強できます。単語→フレーズ訳→フレーズの順で流れるのですが、単語番号や単語訳が入っていないので、時間が短いです。単語訳はフレーズ訳から推測できるので不要でし、とても良くできた音声ファイルだと思います。

レビューを見ていると日本語→英語の順番になっていることに不満をもっている人もいるようですが、英語と日本語がペアになりさえすればいいので、少なくともこの方法ではあまり問題になりません。

想定される質問に答えていきます。

  • どのくらい聞けばいいのか
    最低1日1ユニットぐらいでしょうか。だいたい15分ぐらいかかるはずです。
  • 730点を目指しているが、全部聞いたほうがいいのか
    全部聞いたほうがいいです。TOEICは英検などと違い、1種類のテストです。なので、単語集は目標スコア別に分かれていますが、全部の単語が出る可能性があります。
    人によって覚えやすい単語、覚えにくい単語があるはずで、990点レベルでもすっと覚えられるのであればスコアアップにつながるからです。
  • 何をもって単語集ゴールとするのか
    音声を聞きまくった結果、90%ぐらい意味がわかるな、という状態であればゴールでいいと思います。
    意外と問題集の中や、他の単語集の例文だとスッと頭の中に入ることもあるので、どうしても覚えられない単語にこだわるのは得策ではありません。
  • 類義語、反対語などは覚えなくていいのか
    覚えなくていいです。これも上と同じで、単語集を完璧にするというのはかなり労力がかかる割には、効果が薄いです。
    音声に載っていないことを覚える時間があるのなら、公式問題集などで頭に入れていったほうが効率的です。
  • 一通り覚えたら何をしたらいいのか
    覚える時期よりも頻度をおとしてもいいので、たまに聞き返してください。再生速度を上げることで効率がより上げられるかもしれません。
    定着した記憶を落とさないようにすることも重要です。
  • 書き取りをしないけど、スペルは覚えられるのか
    ゴールの状態までもっていったころには、音声からスペルが推測できるようになっています。そもそも、スペルは音声から起こしたものです。ある程度の法則を体感的に取得すれば、スペルはほぼ間違えなくなります。

まとめ

TOEIC用の英単語の覚え方を解説しました。金フレを使って繰り返し聞くことが重要です。

TOEIC以外でもこの英単語学習法は有効です。今まで書きながら覚えていた人や赤シートを使って覚えていた人で、うまくいかないなぁ、と思っている人は是非試してみてください。では、次回をお楽しみに。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです。
やっと書きたいことが書けました。インスタなどで、大量の付箋やチェックを使って覚えていないところを一生懸命潰そうとしている人、何回も書いて覚えている人などを見ていると、その努力や几帳面さはすごいなあ、と思いつつも、時間かかって大変だろうなぁ、といつも思っていました。もちろん、人によって合う/合わないはあるので、今の方法で困っている人は是非試してほしいです。

TOEIC 650点から850点にゆるく上げる方法(戦略編)

背景

TOEIC L&R(以下、TOEIC)を650点から850点に上げる方法について、筆者の体験を書くことによって、これから勉強する人の一助になればと思って書いています。

前回は勉強時間編として、どのくらいの勉強時間が必要なのか、そもそも、勉強時間を記録することに意味があるか、などについて書きました。

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今日はTOEIC試験対策について、大きく何をすればいいか、つまり戦略について書こうと思います。参考にして欲しい人は現在600点程度の人です。あくまでも筆者個人の考えですから、自分流にカスタマイズしてください。

目次

単語は単語集で覚える

まず、単語集による単語学習が必須です。学習方法やおすすめ単語集は別記事に起こす予定ですが、単語集で覚えるのが必要な理由は以下の3つです。

  • 頻出単語が決まっているから
    TOEICは過去問が公開されない試験ですが、TOEICを毎回受験して何が出たかを記録し続けるというTOEICマニアの方が多数いて、それらの方が作った単語集というものがあります。これがまたびっくりするほど本番に出てくるので、これを覚えるだけでスコア向上できます。
  • 細切れ時間で勉強できるから
    特に学習開始初期は勉強の習慣を作る必要があります。その点、単語学習はすぐ始めてすぐやめられるので、便利です。細切れでもいいので、継続して学習することで記憶は定着していきます。
  • 問題集を解く効率が上がるから
    また、問題集を解くときにも単語をある程度覚えていると辞書を引く回数が減るため、効率良く勉強ができます。
    よく、「単語は単語集で覚えたほうが効率がいい派」「問題集に出てきた単語を辞書で調べて覚えるので単語集は要らない派」の主張を読みますが、結局はバランスです。
    単語集は必要な単語がまとまっているので、それらに高頻度に触れることで記憶の定着をはかるものですし、問題集で文脈に沿った使い方を学んだり、単語集とは違うバリエーションにふれることで記憶が使える形に変わります。いろいろやってみて個々人に心地の良いバランスを探すのがいいでしょう。

音声は早聞きアプリを導入する

TOEICは配点の半分がリスニングですから、英語音声を聞くという行為は必須です。聞く勉強をする際に絶対に必要なものは再生速度を変えることのできるアプリ=早聞きアプリです。

最近のスマホで音声学習ができるアプリ(abceedなど)はたいてい可変速再生機能がついていますし、PCから取り込んだファイルを再生するときはaudipo(iOS / Android)というアプリがとても便利です。

また、再生速度は1.3倍が経験上ベストです。TOEICを対象に作られた教材は読み上げるスピードもほぼ一定なので、全部1.3倍で聞けると思いますし、後述するシャドーイングなども対応できるスピードです。600点前後の方なら最初からこのスピードで聞くことをおすすめします。最初は聞き取れないことも多いですが、すぐに慣れて、メリットのほうが大きくなります。

早聞きをおすすめする理由は以下の3つです。

  1. 時間効率があがるから
    勉強時間や場所など限られた条件で勉強をしなくてはいけない社会人にとって、時間効率をできるだけ上げることは必須です。そこで早聞きを使えば、時間効率が簡単に上げられます。1.3倍なら約25%も時間効率があげられます。これが100時間なら125時間分の効果となります!
  2. 本番が簡単に感じられるから
    1.3倍で常に聞き続けているので、本番はゆっくりしゃべっているように感じられます。少なくとも試験中にあわてることがなくなり、精神的にはかなり有利になります。
  3. 普通の英語はこれくらい早いから
    TOEICを超えて英語力を向上させようとした時に、体感的にはこれくらい早く英語が理解できないと何言っているかわからないです。
    もちろん、生の英語はTOEICほどはっきり喋ってくれなかったり、緩急がついていたり、違う難しさもあります。しかし、このスピードで単語→英文→内容理解ができないと、何をいっているのかわからないです。ちなみに、筆者はリスニング495点中450点ですが、このスピードで処理できていないんだろうな、と思っています。まだ修行が必要です。。

公式問題集を3回チャレンジ→オーバーラッピング、シャドーイング、音読

全体対策は公式問題集です。TOEIC 600点前後の人はどの問題集を選んでも解説がわからなくて頭を悩ませることはほぼないはずです。であるならば本番の形式、本番のナレーター、本番の難易度に近い公式問題集がスコアアップの近道です。

これもTOEIC系のblogを読んでいると必ず書いていますが、問題集は解きっぱなしで終わらせてはダメで、TOEIC研究で有名なヒロ前田氏が提唱している3回チャレンジ法がおすすめです。

toeic-info.jugem.jp

簡単に言うと、

  • 1回目は時間通りに解く
  • 2回目は1回目の答え合わせをせずに、リスニング回数無制限、リーディング時間無制限で解く
  • 答え合わせ→1回目は試験でのスコア、2回目は自分の現在のポテンシャル
  • 1ヶ月復習し続ける
  • 3回目は時間通りに解く

というやり方です。

これ、やってみるとめちゃくちゃ時間がかかります。新しい問題をときたくなりますが、ぐっと気持ちをこらえてこの通りにやってみてください。

筆者も730点を取ったとき、1回目は3回終了、2回目は2回までしか終わっていませんでした。つまり1回分解くだけでもスコアはぐっと上がります。ちなみに、3年経った現時点でも6回分しか解いていなくて、これから7回目をやるかなー、という感じです。

この復習の際におすすめなのが、リスニングならオーバーラッピング、シャドーイング、リーディングなら音読です。

リスニングの問題

1.3倍速で音声と一緒にスクリプトを読みます。これをオーバーラッピングといいます。繰り返して行うと1.3倍のオーバラッピングが簡単になりますので、シャドーイングに移ります。これはスクリプトを見ずに、音声から1秒遅れて喋っている内容を話すというものです、慣れるまでは混乱してできないですが、これができるようになると格段に英語が聞けるようになります。

読む範囲は長文(Part3,4)の問題文(Where does the man mostly work?などのところ)以外全部です。時間は短文パートは1問あたり5分、長文パートは1長文あたり15分です。同じ文章を繰り返しリピーティング・シャドーイングします。

数十回リピーティングするので、最初はぎこちなくても、時間が経過し終わる頃にはかなりなめらかに喋れることが実感できるはずです。

また、これを行うことで、スクリプトを読まなくても文章の中身が頭に入っているので、歩きながらでも勉強ができるという別のメリットも生み出します。

リーディングの問題

答えを入れた文法問題と長文を10回読みます。これも英文を頭の中に染み込ませることで、文法問題は理屈を超えたレベルで即答できる問題も増えますし、長文も返り読みをする回数が圧倒的に減ります。

リスニングや長文の問題文はシャドーイング、音読はしません。本文が何を言っているかわかれば、問題は解けるからです。

文法は別途対策が必要

TOEICのPart5=文法問題は音読以外の対策が必要です。650点の時は、一部自信を持って答えられるけど、大半はあまりわからず、選択肢をあてはめながら、感覚で選んでいました。

ここは全体の時間配分から、1問20秒で解く必要があります。そのためには、これらの問題がどのパターンかを見極め、根拠を見つけ、回答するという一連の流れを高速で行う訓練が必要です。これは公式問題集1回分では演習量が足りないので、問題集に頼る必要があります。

まとめ

TOEICに向けた勉強の全体像について説明しました。

TOEICは問題形式がかなり研究されているので、それに沿って勉強することで、一定の努力に従ったスコアアップができる試験だと思います。また、試験対策がただの対策ではなく、英語の実力アップにつながっているとも感じられるので、TOEICをKPI(直近の目標)として勉強することは英語を学習する上で、効果的だと思います。
では、また次回をお楽しみに。

編集後記

※ここは適当に書き散らすコーナーです。

今日の記事は結構書くのに苦労しました。前にも書きましたが、自分の頭の中にあるものを整理して書くという作業はまだまだかなり時間がかかります。これがスラスラできるようになると、情報のインプットも体系的にできるようになるだろうから、自分も1レベルアップできるんだろうなぁ、という気もしています。こればっかりは、毎週コツコツ書いていって、体に染み込ませるしかないですね。