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英単語は金フレを使ってミルフィーユ法で覚える

ここ数回、TOEIC L&R(以下、TOEIC)を650点から850点に上げる方法について、筆者の体験を書くことによって、これからの勉強する人の一助になればと思って書いています。過去記事はこちらからどうぞ。

improve-txt.hatenadiary.com

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今回は、英単語について書きます。何を使えばいいか、どのように勉強すればいいか書くので、ぜひ参考にしてください。

英単語集は金のフレーズ 1択

TOEIC対策について、どの単語集がいいかについては、あまりにも有名ですが、金のフレーズ、略して金フレが絶対のおすすめです。 

なぜオススメか、3つの理由を説明します。

  1. TOEICに出る単語、使い方しか載っていない
    TOEICは過去問が公開されていませんので、頻出単語を調べるというのは至難の業です。
    しかし、TOEICマニアが世の中には多数いらっしゃって、この本の著者、TEX加藤さんもそのうちの一人です。連続90回以上(!)満点をとっており、毎回受験後にメモを残すことで頻出単語を調べ上げた結果がこの一冊に詰まっているそうです。
    確かにこの単語集、めちゃくちゃ出ます。使い方までそっくりなので、公式問題集などを解く時に、この単語もその単語も読める!!というのはすごくモチベーションがあがります。
  2. 小さい、薄い、安い
    この単語集は新書サイズなので、小さく、通勤カバンに入れてもかさばりません。
    これも勉強を継続する上では意外と見逃せないポイントです。
  3. 音声ファイルが秀逸
    音声ファイルが最小限の情報しか入っていないので、効率よく学習できます。どういいのかは学習法の中で説明します。

単語学習はミルフィーユ法

次に、どのように単語を覚えていくか、についてですが、「ひたすら繰り返し聞く」ことをオススメします。

なぜなら、記憶は接触回数と頻度を増やせば増やすほど定着していきます。そのためには時間をかけず、手軽に始められる方法が重要だからです。

音声を1.3倍速でスキマ時間にひたすら聞いてください。駅まで歩いている時間、通勤中、着替えているときなどなど(どこまでストイックにやるかは人によると思いますが)。金フレはスマホアプリのabceedで聞けるので、アプリ内機能で1.3倍速が可能です。PCから音声ファイルをスマホにコピーしている人はaudipoというアプリがとても便利なのでおすすめです。

最初は単語どころかフレーズ全体が何を言っているかわからない時もありますが、繰り返し聞き続けると、聞き取れる個数が少しづつ増えていきます。聞き取れるころには聞いている回数も多いので、記憶の定着も早く、忘れにくくなっています。また、1.3倍速で聞いているので、リスニング力も上がっています。

じっくり取り組める時は、テキストをもって音読してください。音だけでわからなかったところをテキストで読むと、「こういうことだったのか!」という驚きがあります。これが記憶のフックになり、より強い記憶になります。

聞きまくる時に、金フレの音声はよくできていて、最小限の情報しか入っていないので、効率よく勉強できます。単語→フレーズ訳→フレーズの順で流れるのですが、単語番号や単語訳が入っていないので、時間が短いです。単語訳はフレーズ訳から推測できるので不要でし、とても良くできた音声ファイルだと思います。

レビューを見ていると日本語→英語の順番になっていることに不満をもっている人もいるようですが、英語と日本語がペアになりさえすればいいので、少なくともこの方法ではあまり問題になりません。

想定される質問に答えていきます。

  • どのくらい聞けばいいのか
    最低1日1ユニットぐらいでしょうか。だいたい15分ぐらいかかるはずです。
  • 730点を目指しているが、全部聞いたほうがいいのか
    全部聞いたほうがいいです。TOEICは英検などと違い、1種類のテストです。なので、単語集は目標スコア別に分かれていますが、全部の単語が出る可能性があります。
    人によって覚えやすい単語、覚えにくい単語があるはずで、990点レベルでもすっと覚えられるのであればスコアアップにつながるからです。
  • 何をもって単語集ゴールとするのか
    音声を聞きまくった結果、90%ぐらい意味がわかるな、という状態であればゴールでいいと思います。
    意外と問題集の中や、他の単語集の例文だとスッと頭の中に入ることもあるので、どうしても覚えられない単語にこだわるのは得策ではありません。
  • 類義語、反対語などは覚えなくていいのか
    覚えなくていいです。これも上と同じで、単語集を完璧にするというのはかなり労力がかかる割には、効果が薄いです。
    音声に載っていないことを覚える時間があるのなら、公式問題集などで頭に入れていったほうが効率的です。
  • 一通り覚えたら何をしたらいいのか
    覚える時期よりも頻度をおとしてもいいので、たまに聞き返してください。再生速度を上げることで効率がより上げられるかもしれません。
    定着した記憶を落とさないようにすることも重要です。
  • 書き取りをしないけど、スペルは覚えられるのか
    ゴールの状態までもっていったころには、音声からスペルが推測できるようになっています。そもそも、スペルは音声から起こしたものです。ある程度の法則を体感的に取得すれば、スペルはほぼ間違えなくなります。

まとめ

TOEIC用の英単語の覚え方を解説しました。金フレを使って繰り返し聞くことが重要です。

TOEIC以外でもこの英単語学習法は有効です。今まで書きながら覚えていた人や赤シートを使って覚えていた人で、うまくいかないなぁ、と思っている人は是非試してみてください。では、次回をお楽しみに。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです。
やっと書きたいことが書けました。インスタなどで、大量の付箋やチェックを使って覚えていないところを一生懸命潰そうとしている人、何回も書いて覚えている人などを見ていると、その努力や几帳面さはすごいなあ、と思いつつも、時間かかって大変だろうなぁ、といつも思っていました。もちろん、人によって合う/合わないはあるので、今の方法で困っている人は是非試してほしいです。