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CX-30のマツダコネクトとCarPlay, Android Autoの本音レビュー

今回の記事の目的

過去にCX-30のナビ周りの記事を書きました。

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おかげさまで、検索から読んでいただいる人が結構いらっしゃるようなのですが、あれから約1年、いろいろ使ってみてわかったことや当時の認識違いもあることから、全面リライトする形でこの記事を書きます。前の記事は冒頭に追記したうえで、当時の文章力の低さも自戒する意味も込めて残しておきます。

この記事を読んで最も役に立つであろう人は

  • CX-30など、マツダコネクト2の車を買おうと検討している人
  • CarPlayAndroid Autoを使いたくて、ある程度調べて知識がある人
  • でも、細かいところがわからなくて困っている人

です。

使っている機能は音楽と地図のみです。運転中に映像を見ると、ただでさえ集中力が低いのに、絶対事故を起こすと思っています。なので、マツダコネクトでYouTubeを見る、のような内容は記載されていません

マツダコネクト、CarPlayAndroid Autoの基本情報については、こちらの記事が参考になると思います。

www.mazda.co.jp

www.oshima-cs.co.jp

目次

(特にCX-30での)マツダコネクトの特徴

ハードウエア

他社のディスプレイ製品と大きく違うところはディスプレイの位置です。他社はかなり手前にあって、タッチパネルで操作する製品が多いのですが、マツダコネクトの場合は、かなり奥まったところにあり、タッチはできません。その代わりにコマンダーコントロールというコントローラーがシフトノブの下についています。

それらのメリットデメリットは表裏一体なのですが、

  • メリット : かなり奥まったところにあるので、運転中の視線移動が少なく、安全に運転できる
  • デメリット : コマンダーコントロールはこの手のコントローラーの中ではかなり使いやすい部類に入るものの、タッチパネルよりは使いにくく、操作に集中しすぎると運転がおろそかになる

とまあ、一癖も二癖もある感じです。個人的には慣れの領域だと思いますが。

車載ナビ

オプション料金を払えば、マツダコネクトデフォルトのナビを使うこともできます。筆者は新古車を買ったこともあり、ナビが使用できました。

ほとんど使っていないので、レビューというより印象ですが、基本的なナビの機能はついています。ただ、気になる点が2つあります。

一つ目は、ロータリーコマンダーの文字入力です。いろいろ工夫されていることは理解できますが、やはり使いにくい。苦痛以外の何物でもない、レベルの評価になります。

二つ目は、地図がダサい。Googleマップと比べると落差が大きすぎてがっかりするレベルです。

CarPlay, Android Autoを使った時の挙動・注意点

どちらもスマホを接続するだけでは使えず、スマホのロックを解除する必要があります。カーナビはエンジンをかけただけで使えるので、一手間が地味に面倒です。

CarPlayAndroid AutoのUIは少し違うのですが、両方とも少し触れば慣れるレベルの違いです。どちらでも問題ないですが、細かい挙動が少し違うので、ナビアプリと音楽アプリの説明をしながら説明していきます。

ナビアプリ

ナビアプリはいろいろありますが、筆者はGoogleマップを使っています。一番の理由は、地図を事前にダウンロードすることができるからです。それによって、走行時に地図を読み込む必要がなくなるので、通信容量を節約することができます。

Googleマップは今までのナビ(エントリー機種を使っていました)とは隔世の感があります。

  • 細かい道まで渋滞情報が網羅されているのは、経路検索の到着予想時間が正確にわかること以外に、今から走る道が混んでいるかどうかがわかることも結構満足度が高いです。
  • 音声で目的地検索ができ、正確に施設名がわからなくてもなんとかなることもすごいです。近未来感がすごい。

一方で、ルート検索はかなりダメです。こないだロングドライブしたとき、すれ違いができない道を案内されました。見知らぬ道を一人で運転するのは少し大変かもしれません。

また、普通のナビにある高速道路の案内がないのもネガティブポイントです。次のSAまでの距離がわからないのは不便です。

GoogleマップにおけるCarPlayAndroid Autoの挙動の違いは音声検索です。CarPlayではハンドルの音声ボタンを押したときにSiriが起動してしまい、Googleマップではなく、Appleの標準マップで案内されてしまいます。Appleの標準マップは使い勝手に不満はないのですが、先ほど書いた通り、地図の事前ダウンロードができないので、通信が発生してしまいます。

CarPlayの場合は、ホーム画面のウィジェットもしくはGoogleマップのアプリ内にある音声検索ボタンをロータリーコマンダーで選択するという一手間がかかってしまいます。あまりレスポンスがよくないこともあって、Android Autoの直接検索できることに比べて少しフラストレーションを感じます。

ルート検索は優秀と言われているYahoo!カーナビも使ってみようと思っています。まだ使っていないので、別途レポートします。

音楽アプリ

音楽は、スマホ内に保存されているファイル、サブスクの音楽、どちらも使用可能です。

ローカルファイルの場合、CarPlayの場合は、iPhone標準アプリ、Androidの場合はインストールしている音楽アプリで再生されます。私はWinampを入れているので、それで再生されます。

サブスクはプライム会員、年払いをすると安いので、Amazon Musicを使っているのですが、レスポンスが悪いです。スマホで使っている時点でレスポンスが悪いですが、CarPlay/Android Autoになるとかなり使いにくくなります。レスポンスが悪く、ボタン入力の取りこぼしが多いので、狙ったことがなかなかできず、フラストレーションがたまります。乗り換え検討しようかな。

ハンドルの音声ボタンを押したとき、CarPlayではSiriが起動するので、スマホ内の音楽は簡単に再生可能な一方、Amazon musicは操作できません。Apple musicに加入していると、どちらも音声で操作できて便利そうです。Android Autoはあまり使いこんでいないので、わかり次第追記します。

今の運用方法

今は楽天の無料プランSIMを使わなくなったiPhone8にさして、車に置きっぱなしにしている運用。無料が終わったら、別の安いSIMで運用する予定です。

熱問題

操作中は結構熱を持ちます。夏にロングドライブをすると、熱でアプリがフリーズすることも経験しており、そうなると見知らぬ土地ということもあり、結構焦ります。

使わないスマホを車の中で運用するのであれば、スマホの裏にヒートシンクを貼るとかなり動作が安定します。スマホのサイズにもよると思いますが、こういう製品がおすすめです。

終わりに

あまりほかの記事で見かけない、筆者が購入時に知りたかったところを中心に細かい挙動について記載しました。細かい不満はいろいろありますが、従来のナビにない、圧倒的に便利なところもあり、総合的にはCarPlayのほうが使いやすいと思って使っています。

あの挙動がわからないなど、質問いただければ、可能な範囲で検証します。お気軽にコメントください!

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです

久しぶりに更新してみました。約1年、(さぼり的な意味も含め、)全然記事が書けなかったんですが、いかがでしょう。

 

0秒思考で思考を整理しようと試行錯誤し、一旦一定の形に収まった話

今回は自分の目標と思考を整理するために導入した、「0秒思考」の話とそれを使いこなすために自分なりにいろいろカスタマイズを行った話を書こうと思います。
自分の目標を整理したい人、0秒思考という名前は聞いたことがあるけれども、どういう本か知らない人、習慣が定着しなかった人に、活用例の一つとして読んでほしいです。

0秒思考とは

0秒思考とは赤羽雄二さんの書いた本で、思考法に関する本です。

2013年に発売された本ですが、ロングセラーになっているようです。
私はVloggerの方が実践しているシーンを見て、気になって読んでみました。

この本の筆者なりの理解はこんな感じです。

自分の思考を頭の中で巡らせていると、堂々巡りになってしまい、考えているフリになってしまいます。なので、一旦考えていることを何も考えずに(それこそ、0秒で考えて)書き出すことで、悩んでいることを頭の中から追い出すことができ、かつ、可視化することができるので、思考が前に進んでいく。

書き出すといっても最初は難しいかもしれないが、それを繰り返すうちにその事自体の思考も整理されるし、書き方も上達していくので、頭の中で思考を巡らすことも上手になるそうです。

具体的なやり方は、この本によると、今頭の中で思いついた考え事をA4の紙に1分で書きなぐる。書いていくうちに出た新しい課題は次の紙にまた1分で書くだけです。1日10枚を目標に毎日繰り返すのがいいみたいです。

筆者は最近仕事に行き詰まりを感じており、仕事の中身、自分の目標、など、思考を整理するのにぴったりだと思い、実行してみることにしました。みなさんも面白いと思ったらぜひ手にとってみてください。

やってみて挫折した

できるだけやり方は変えないようにという本書のメッセージもあり、まずはそのままやってみることにしました。1点違うことは、紙ではなく、タブレットと手書きアプリで行ったことです。タブレットChromebookideapad duetを使ってやりました。タブレットを使った理由は、なんとなくかっこよかったからです。Vloggerの人たちもiPadを使っており、あまり本質的な問題ではないと判断したためでもあります。

やってみたところ、失敗しました。理由は2つあります。

1)タブレットの反応が悪い

もはや本末転倒感がすごいのですが、使っていたタブレットの手書き性能があまりよくなく、気持ちよく書けませんでした。手書きアプリだけではなく、タブレット全体の性能もイマイチということもあり、使ってテンションが上がらなかったです。

このタブレットのレビューは過去に行っており、よければこちらも一緒に見てください。

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2)書くテーマを考えるのが大変

毎回書くテーマを考えるのが大変です。連想していっていいとはいえ、1日10テーマ書くのは難しいです。ここを乗り切れば平気になるのでしょうが、この壁を超えられませんでした。

0秒思考という概念自体はとても役に立ちそうだと感じていたため、何回かやってみたのですが、そのたびにうまくいかなかったので、少しやり方を考えてみることにしました。

アレンジしてみた

やり方は変えないようにということだったので、変えることに少し抵抗はあったのですが、そもそも続かないと意味がないことや、思考を書き出して頭を整理する方法論というのは他にもいくつかあることを知り、それらも適当に加味しながらアレンジしました。

アレンジした内容は以下のとおりです。

まず、書くデバイスiPadに変えました。本質的な話ではないので、細かくは書きませんが、ペンの手書き入力はiPadが一番ですね。書くことに関するストレスがなくなりました。さらに蛇足ですが、iPadのペンはメモ用途であれば純正品でなくても互換品の安いペンで全く問題ないです。興味のある人は調べてみてください。1/3の値段ぐらいで手に入るはずです。

次に、書くテーマと時間を固定しました。本来はいろんな考え事をその日のテーマとして書くべきなのですが、最近困っていることは仕事ばっかりということと、他の方法では決められたことを朝に書いていく、といった方法もあることから、それを取り入れ、テーマを固定し、朝イチに書くことにしました。これによって、書き始めるための心理的ハードルを大きく下げることができました。

今はどういうテーマにしているかというと、

  • 昨日のホメポイント ... 自己肯定感を高めるために、昨日できたことをトピックとして書きます。かなりハードルを下げて書いており、仕事が辛いときは、「逃げずに会議に出席した」レベルでも書いています。とにかく褒めることが重要だと思っています。
  • 昨日の振り返り ... こちらは前日の目標を達成したか、項目ごとに客観的に振り返ります。最初はこのページだけだったのですが、できないことだらけで嫌になるので、ホメポイントを追加しました。
  • 目指すべき姿 ... 自分が目指すべき姿を言語化しています。「同じテーマでもいい」と0秒思考にも書いてありましたが、意図的に同じテーマで書き続けることで、おぼろげだった自分の目標の言語化が日々洗練されていると感じます。定期的に振り返ってみようと思っています。
  • 向こう1週間の目標 ... 目指すべき姿からブレークダウンした1週間の目標を書きます。これもいろいろ試行錯誤した結果です。具体的には、この前に1ヶ月目標を入れるべきだとは思うのですが、これを入れると時間がかかるので削除したのと、今週の目標とすると、週末に何を書いていいかわからなくなるので、向こう1週間の目標としました。
  • 今日の目標 ... 1週間の目標をブレークダウンして、今日の目標にします。そして、このページの最後に赤字で、心理的な目標を書きます。「コントロールできることに集中する」とか「今日はしんどいので、なんとかしのぐ」とかですかね。

最後に、時間制限を撤廃しました。

特に毎日同じテーマに向かうと、少し考えも深まっているので、じっくり考えて書きたいことも多くなります。
1枚1分では到底書ききれず、2,3分使って書くのもよしとしました。

今の所の効果

寝坊したときは書けないときもありますが、書き始めてだいたい1ヶ月過ぎました。今のところは続いています。

今のところやってよかったと思っていて、得られた実感は以下のとおりです。

  1. 思考が整理されるようになった
    まさに「0秒思考」のメリットなのですが、頭の中を一旦紙に書き出すことで、思考が整理され、スッキリするようになりました。また、このスッキリする感覚を実感したことで、仕事中でも、思考が混乱したときは0秒思考の書き方ではないにしても、一旦紙やPCに書き出すという習慣をつけ、混乱を上手に乗り越えられるようになった気がします。
  2. 目標の言語化ができてきた
    目指すべき姿のところにも書きましたが、毎日目指すべき姿を書くことによって、言語化された目標がより洗練されているように感じます。
  3. 直近行うべきことが実感を伴うようになった
    目指すべき姿がはっきりしたことで、1週単位、1日単位の目標が目指すべき姿と連動していることが実感できるようになりました。実感できることで、少しは前向きに取り組めるようになった気がします。

デメリット

比較的いいことだらけなのですが、やはりデメリットもあります。朝頭が回っていない状態、貴重な時間10分強をこれに使うのはそれなりに意志力を使います。書き始めるときのハードルを下げるため、全部の項目を書かなくてもいいことにしました。最低限、今日の目標をかければOKとしています。それでも何も書く気が起きず、飛ばされる日もあるのですが。

まとめ

0秒思考のいいところを活かしつつ、自分で少しアレンジしてみました。目標立案ツールとして上手にアレンジできたのでは?と思っています。アレンジ例の一つとして参考にしてみてください。では。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです。

約1年前、0秒思考を初めて読んだときは、「今のモヤモヤを解消するのは絶対にこれだ!」と感動しながら読んだ記憶があります。感動しただけに使いこなせなかったことが歯がゆかったのですが、ようやく少し落ち着く方法が出てきて、メリットも実感できたので、かなり充実感があります。ぜひ皆様もお試しください。

CX-30のスマホ接続

[追記]使っていくうちにわかったことや、一部不正確なことを書いてあるので、こちらの記事にリライトしました。よろしければこちらをご覧ください!

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[追記ここまで]

以前書いたとおり、マツダのCX-30を買いました。いえい!

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購入する際に、いろいろ調べたのですが、あまり出てこなかったのが、CX-30とスマホ接続についてです。

もちろん、iPhoneCarplayAndroidAndroid Autoに接続できることは知っていたのですが、それらが具体的にどのような挙動をするのか、私が知りたい情報が十分に記載されていませんでした。

今回は、私が想定していたスマホ接続の方法と実際にどうだったかについて書きたいと思います。感想からいうと、少し気になるところはあるけれど、総じて満足です。

CX-30の購入を検討している方、それ以外でもマツダコネクト2が搭載されているMAZDA3, MX-30などの購入を検討している方に読んでいただければと思います。

基本情報

CX-30を始め、マツダの最近の車種はダッシュボードに画面が搭載されており、基本的には後付のカーナビは取り付けることができません。CX-30, MAZDA3, MX-30でカーナビ機能を使うには2つの方法があります。

  • カーナビソフトを購入
    純正のカーナビソフトがSDカードに収納されていますので、それを購入すれば通常のカーナビを使うことはできます。数年前のマツダ車のカーナビのデキがとんでもなく悪かったみたいで、今でも検索すると当時の記事が出てきます。
    筆者はスマホ接続を予定していたので、このソフトの購入をするつもりはなかったのですが、たまたま買った新古車についていたので、使える状態にあります。
    短期間使ったのですが、特に問題なく使えそうです。3年間は自動アップデートもしてくれるみたいですし、運転席のガラスに投影されるスピードメーターと一緒に道案内もついてくるので機能としては十分です。
    ただ、とにかくダサい。前の車でつけていた数年前の楽ナビのグラフィックよりダサくて、外装・内装の質感に負けています。なので、結局使っていません。
    蛇足ですが、調べても出てこなかった情報として、このナビを使っているときに、スマホをさして音楽再生をすることは可能です。また、スマホからBluetoothで音楽を飛ばすことも可能です。
  • スマホと接続
    アームレストの下にUSB端子があるので、そこにケーブルでスマホを差すとスマホ内のアプリを車のボタンで制御でき、車の画面に表示することができます。画面は車で使いやすいようにカスタマイズされています。これがiPhoneだとCarplayAndroidだとAndroid Autoと呼ばれている機能です。
    こちらも蛇足ですが、起動するアプリには制限があるので、例えばYoutubeを表示することはできません(表示するやり方もあるにはあるみたいなのですが、一工夫必要なようです)。音楽はスマホの音楽が使えるし、地図はGoogle map等の使い慣れたアプリが使えます。

想定していた使い方

乗車のたびに毎回接続するのも面倒なので、CX-30に古いスマホを差しっぱなしにして使っています。アームレストの下の収納スペースにしまっておけるので、外からスマホが見えて盗難リスクが上がるということもありません。このスマホには妻名義の楽天モバイルを差して1GBまで0円で運用しようと思っていますが、まだ契約していないので、今の所オフラインのみの使用となっています。

Carplayか? Android Autoか?

さて、ここで接続するスマホiPhoneにするか、Androidにするかが論点になりますが、今回はiPhoneにしました。妻の機種変後のiPhoneがたまたま空いていたからというのが我が家の都合ではあるのですが、試しにAndroidを接続したとき、Google mapが画面全体に広がらず、左右に黒帯が発生したのが、あまりかっこよくなかったです(車の画面が16:9以上の超ワイド画面なのです)。使用感を詳細に比較したわけではないのですが、仮にiPhone/Androidが両方選べたとしてもiPhoneを選んだと思います。

期待どおりだったところ

エンジンONで自動的に操作画面になる

ここが購入するときに不安だったところです。エンジンON時にCarplayが自動的に起動してCarplayの画面になるので、毎度接続作業をして...ということはありませんでした。もっとも、例外もあって、そこは下で触れることにします。

地図はさすがのスマホ地図

Google mapやiPhone純正の地図が使えます。まずはグラフィックがきれいです。純正ナビの画面とは比べ物になりません。Google mapは普通のカーナビに搭載されているVICSなどより遥かにカバー範囲が広く、精度の高い交通状況が表示されます(今の所スマホはオフライン運用ですが、テザリングで繋げば表示されます)。また、地図は当然最新です。更新期限が切れたカーナビのように新しく開通した道路を走っているときに空中散歩することもありません。自車の位置精度もあまり厳しい場所には行っていませんが、今の所困ったことはありません。

高速道路に入ったときに従来のカーナビにあったようなIC/SAを表示してくれるようなモードにはなりませんが、デメリットはそれくらいで、メリットのほうが大きく上回っていると感じられます。

Google mapは事前ダウンロードが使える

オンラインで地図を使っていると、気になるのは通信容量ですが、Google mapはオフライン地図という地図を事前にダウンロードしておく機能があります。自宅などのWiFiがある環境で自宅周辺(といっても数百kmレベルです)の地図を事前にダウンロードしたので、今のスマホのように通信環境がなくても地図はずっと表示できています。つまり、かなりの遠出をしない限り、地図そのもので通信容量は消費しません。あとは経路検索や交通状況の表示に通信を使っていますが、これはどのくらい使うのか、楽天モバイルを導入後、検証結果を報告します。

Amazon musicも問題なく使える

Carplayだからといって、iPhone標準の音楽アプリしか使えないわけではありません。筆者はコストの関係からAmazon music unlimitedを使っているのですが、これも問題なく使えます。事前に曲をダウンロードしておけば、オフラインで聞くことも可能です。

音声操作は未来的

音声操作はHey, Siriと呼びかける...わけではなく、ハンドルについているボタンを押すと音声操作を受け付けるモードになります。ここで「自宅に帰りたい」や「〇〇の曲をかけて」というと行き先が設定されたり、曲が再生されます。スマホでできることなので、機能としては目新しくはないのですが、車でこれができるとかなり未来的でした。おぉっ、ってなりますよ。

期待どおりではなかったところ・改善してほしいところ

スマホのロックをたまに解除しないといけない

先程エンジンONで自動的に画面が表示されると書いたのですが、例外があって、スマホがロック画面になると、スマホのロックを解除しないといけません。これがどういうタイミングで起こるのか、あまり理解できていないのですが、前回乗車から時間が立っているとなることが多い印象です。ではロックしなければ、と考えましたが、そうもいきません。スマホそのものには大した情報は入っていませんが、GoogleAppleAmazonアカウントと連携しているので、万一の盗難を考えるとロックなしはあまりに怖いため、ロックが必要です。セキュリティ的には正しいんですけどね。面倒です。

音声操作は純正マップ・ミュージックアプリ限定

上で、地図も音楽も問題なく使える、と書きました。また、音声操作は魅力的、とも書きました。いずれも間違いではないのですが、これを組み合わせることができないのが困ったところです。

具体的には、ハンドルのボタンと使って音声操作でナビをすると、iOS純正の地図が開きます。精度やルート案内に不満があるわけではないのですが、地図を事前ダウンロードできないので、オフライン運用できないのが不満です。

また、音声操作でAmazon musicは操作できません。再生中に音声で操作しようとするとSiriに断られてしまいます。AmazonのAlexaとうまいことやってほしいのですが。。

タッチパネルで操作できない

CX-30などのマツダコネクト2車種はタッチパネルでの操作ができません。タッチパネルに対応していたとしても手の届きにくいところにあるので、触れないですけどね。

シフトノブのあたりにあるボタンを使って操作するのですが、やはり使いにくい。少なからず操作に慣れが必要です。

マツダが主張するには、運転中に視線の動きを最小限にしたかった、ということみたいで、実際に見る分にはとてもいい位置に配置されていると感じます。設計思想としては理解できるのですが、使いにくいのは使いにくいので、なんとか両立する方法を考えてほしいですね。

拡大縮小しにくい

操作するボタンにはダイアルがあり、ナビアプリではそれを回転させることで地図の拡大縮小が可能なのですが、Google mapもiOSの純正マップもそれに対応していません。画面上のカーソルの+/-ボタンに合わせて押すと拡大/縮小が行われます。

これもかなり使いにくいです。正直あまり使わないんですけどね。

まとめ

CX-30にiPhoneを接続し、Carplay機能を使ってみたレビューと細かい挙動について記事にしました。冒頭にも書いたとおり、総じて満足がいくものでした。スマホにSIMを差していないオフライン運用中なので、楽天モバイルを差してみて、1GB以内で使えるのかどうか、別途報告しますので、そちらも期待していてください。では。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです

今回は思ったよりボリュームの多い記事になりました。車好きな人のCarplayAndroid Auto記事は多いのですが、ガジェットの観点から細かくレビューしている記事が少ないため、今回はガジェット好きの観点から気になるところを書いてみました。ここがわからないといったところがあれば、可能な範囲で検証しますので、コメントください。

副業に挑戦してみる

今回は副業に挑戦すべく、クラウドソーシングというネット経由で請け負う仕事に登録してみた話を書こうと思います。(実はまだ登録しただけなので、そこまでの記事になります)

同じような境遇でクラウドソーシングはなんとなく知っていて、やってみたいんだけど、その先にどのくらい手間がかかるのか、全体感が知りたいとか、他の人はどうして副業をしようとしているのだろう、と思っている人に読んでもらえればと思います。

副業に挑戦する理由

収入を確保するため

筆者は40代のサラリーマンなのですが、この年代になってくると、自分の仕事上の能力の限界というものがおぼろげながらに感じられてきます。

そのため、これから大幅に収入アップが望めないこともなんとなく感じられてきました。

一方で、子供は大きくなり、家はメンテナンスが必要になり、車はいつかは買い替えを迎えることを考えると、現在の状況は悲観的になるほどではないですが、楽観的な状況でないのも事実です。また、現在は正社員とはいえ、あまり勢いのある業界でもないですし、年齢を重ねることで、リストラの可能性が高くなります。

本業でベストを尽くすのは前提として、本業以外に収入を得ることで少しでもゆとりを持とうと思いました。

本業以外の収入を得てみたいため

そうはいっても、実は時間単価で言えば残業をするのが一番お金が稼げます。それでも始めてみようと思ったのは、本業以外の収入を得てみようと考えたためです。これによって、2つの効果が得られるのではないかと期待しています。

  • 自信を取り戻す
    最近本業がうまくいっておらず、なかなか会社に貢献できている気がしません。ある程度の収入を得ることで自信を取り戻せないかなと思っています。
  • 成果に対する報酬を肌感覚で理解する
    頭では理解しているものの、やはり会社員なので、成果に対する報酬という考え方が希薄なのが正直なところです。これを自分の肌で理解することで、本業の取り組み方も変わるのではないかと思っています。

英語のスキルを活かしたいため

他の記事にも書いていますが、英語をここ3年ぐらい勉強しています。頑張った成果としてTOEIC L&Rで850点を取得しました。

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ところが、本業でこの英語を活かすところがないため、これが本業の収入に反映されていません。英語を始めた動機と目標は本業に関係したり、収入アップではないのですが、せっかく頑張ったスキルをお金に変えることができれば、と思いました。

クラウドソーシングの中には英語翻訳の仕事もあるらしく、これを行うことによって、収入は得られるし、英語の勉強にもなるし、一石二鳥であることを期待しています。

副業の目標

長期的にどういう状態になることを目標にすべきか考えました。

将来的に会社を退職してフリーランス...という目標はありません。残念ながら、現在の能力を考えたときにそうなる未来は描けそうにないですし、あまり不安定な収入環境に身をおいてチャレンジするという動機も正直ありません。正社員である属性は大いに活かそうと思います。

なので、本業にあまり影響が出ない範囲、月1~2万円の収入が得られればと現時点では思っています。まだ実際にやっていないので、どのくらい大変なのかよくわかっていないです。ただ、これくらいの収入を得られれば、生活は少し楽になりますし、リストラや減給など、いざというときになんとかなるという根拠のない自信も得られそうです。

この収入はできれば英語の仕事で得たいところです。そうすれば、月に少なくとも数時間は趣味と実益を兼ねた時間になるので、かなり有意義な時間になるでしょう。

副業に申し込んでみた

ランサーズに登録

調べてみると、クラウドソーシングで有名なサイトはランサーズクラウドワークスでした(アフィリエイトは埋め込んでいませんので、ご心配なく)。2つのうちなぜランサーズを選んだか、ですが、正直あまり考えていません。たまたま見たサイトがランサーズの登録のやりかたを指南するサイトだったからです。その人は別記事でクラウドワークスも紹介していたので、本当に偶然ですね。何かしら行き詰まりを感じたらクラウドワークスも検討しますが、まずはランサーズで始めてみます。

意外と大変な準備

さて、早速登録をしてみました。実際のやり方やノウハウはいろんなblogに記事になっています。例えば↓のサイトとか。また、公式サイトでぶっつけで登録してもきちんと進むようになっています。さすが大手のサイトですね。

yossense.com

さて、登録までは簡単なのですが、登録後、本人確認(免許書写真のアップロードなど)やプロフィール画像、自己紹介文章の作成など、自分という人間をサイトに登録していく作業がたくさんあります。

これは依頼する側の立場に立つと、どんな人かを確認してから依頼したいと考えるのは当然で、内容を充実させるのは当然だと思えるのですが、大変なのは大変です。登録する前のイメージとは違いました。筆者は過去の転職活動時に自分をアピールするとはどういうことか、やこのblogでそれなりに文章を書く練習していたので、それなりに中身が書けましたが、普段まとまった文章を書く練習をしていない人には少し大変かもしれません。

仕事を探してみた

ということで、本人確認も終了し(1~2営業日かかりました)、プロフィールも記載し仕事を探せる状態になりました。

さて、実際に仕事を探してみたのですが、、難しいですね。チュートリアルもなしに放り出されたゲームのような感じです。

仕事は形式によって、いくつかに分かれています。英語の翻訳はいきなり受注できそうになく(依頼側から考えれば当たり前ですね)、別の仕事で実績を積んでからになりそうです。

  • プロジェクト形式
    提案してクライアントが選定するタイプです。これが主流ですが、初心者が選定を受けてもらうことは難しいみたいで、まずは単価の安い仕事を受ける必要があるみたいです。英語の翻訳はこのタイプのようです。
  • タスク形式
    申し込めばすぐに仕事ができるタイプです。選定もないので、簡単にできますが、単価はめちゃくちゃ低いです。指定されたキーワードで検索してURLを回答するようなタイプが多いです。お試しでやってみましたが、どんなものか見てみる以上の意味はないと思います。
  • コンペ形式
    企業のロゴなどを提案して採用されれば報酬が発生するタイプです。報酬は大きいですが、ロゴやデザインを筆者はやらないので、よくわかりません。普通に考えるとスキルが高いライバルが多そうですよね。

まとめ

クラウドソーシングで副業を始めるまでのことを書きました。なぜ副業を行うのか、目標、実際に申し込んでみるところまでを記事にしてみました。

どのくらい大変なのか、どのくらいお金がもらえるのか、実際にやってみて記事にしようと思います。アフィリエイト記事や副業全振りの人の記事ではわからない普通の能力のサラリーマンの可能性と限界の一例として次回期待いただけると嬉しいです。では。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです。

今日は副業に関する記事を書いてみました。正しくアクセス数を稼ぐにはきちんとノウハウをためてから書くべきなのでしょうが、このblogはアクセス数は二の次、できるだけ更新することが目標なのでとりあえず目標~登録までを記事にしました。目標と現実の乖離もいずれ記事にすることで、やる価値があるかどうか、判断の一助になればと思います。

ライティングの仕事をいろいろ見ていたのですが、数千文字の入力が必要です。この記事が3,200字弱。かけた時間と質の問題は別にして、分量はこれくらいかけるもんですね。blog始めた成果だと思います。

AI要約を使って、文章力を確認してみる

twitter界隈で知ったのですが、AIでいろんな文章を自動的に要約するサイトが無料で公開されているそうです。

https://www.digest.elyza.ai/

ELYZA DIGEST(エライザダイジェスト)と命名されており、作成にあたっては、AIで有名な東大の松尾研究室が関わっているようで、精度面も期待できるのではないでしょうか。

公式サイトに載っている例で、『吾輩は猫である』上篇自序(って何のことやらと思って検索したら、あとがきに相当するもののようです)を要約すると、以下の通り。なるほど、あっているような、あっていないような。

吾輩は猫である」は雑誌ホトトギスに連載した続き物である。多忙で意の如く稿を続ぐ余暇がないので、差し当り是丈を出版する事にした。自分丈の価値があるかないかは著者の分として言うべき限りではないと筆者。

このblogは筆者が文章力を向上させるために解説したblogです。このblogに書いた記事が論理的であればあるほど、AIは正しく構造を読み取って、こちらの意図を理解した要約になるでしょう。ということで、このblogの記事をいくつか要約してもらって、筆者の文章力を見てもらうことにしましょう。

利用規約を読んで、要約の結果を引用することは問題ないと理解していますが、違っていたら要約の引用部は消します。

記事をいくつか読み込ませてみた

一番最初の記事

まずは一番最初に書いた記事で試してみましょう。いろいろ気を使って書いた文章のつもりですが、さて、どうでしょうか。

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読者になる、文章力向上を目指すブログを紹介している。文章力向上のために、文章術関連の本から得られた知識を活かして文章を書く。文章術のアウトプットを行える、文章術関連の本から得られた知識を活かして書く。

うーん。本当はこのblogを書くにあたっての動機と決意表明みたいなものを書いたつもりなのですが、初っ端から「紹介している」になっています。改めてこの記事を読み返してみたのですが、紹介とは書いておらず、なぜAIが紹介としたのでしょうか。この形だと紹介している形式がおおいのですかね。残りの部分もなんとなくわかっているようなわかっていないような感じです。

直近の記事

では、一番直近ではどうでしょう。読み返すと、後半部があまりいい文章ではないですね。さて、どうなったかというと、、

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マツダの「CX-30」を筆者が試乗している。フルモデルチェンジ直後、新しいハイブリッドで走りもカタログ燃費も良かった。トヨタのアクアは、フルモデルチェンジ直後、新しいハイブリッドで走りもカタログ燃費も良かった。

うーん(2回目)。試乗ではないですし、ハイブリットの話やフルモデルチェンジの話ばかり書いています。いろんな車のいろんな情報をかいつまんだ結果、正しくない情報が並んでいます。これは書き方が悪いんでしょうね。

一番読まれている記事

一つぐらいいい要約が出てほしいです。では、当blogで一番読んでいただいている記事(とはいっても、、というアクセス数ですが)ではどうでしょう。

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TOEICを650点から850点に上げる方法を紹介している。単語集による単語学習が必須で、細切れ時間で勉強できるため。音声は早聞きアプリを導入し、公式問題集を3回チャレンジする。

おお!今までの中で一番まともに要約されていますね。内容が網羅的に記載されていて、これなら記事の要約と言えるレベルです。記事を書きながらリアルタイムで要約して結果を見ているのですが、よかったです。ほっとしました。

今後は、きちんと要約してもらえる文章を作りたい

今回はELYZA DIGESTというAI要約サイトを使って、本blogの記事を要約してもらいました。結果としては、正しく筆者の意図を読み取った要約は少なかったです。原因の可能性は2つあって、一つは筆者の文章力不足、もう一つはAIの実力不足です。

どちらにせよ、AIにこちらの意図通りに要約してもらえる文章を書くことは重要だと考えます。なぜなら、AIは論理的な文章をたくさん学習してこの要約エンジンになったわけですから、AIが正しく要約できる=論理的な文章のはずだからです。

今回は東大発の要約エンジンで要約しましたが、Googleなども同じようなアプローチで要約をし、検索時の表示順位の参考にしていると考えられます。その際に、きちんとAIが要約できる文章を書けば、検索順位が上がるはずです。

そう考えると、一番アクセスが多い記事の要約がしっかりしているのも偶然ではないのかもしれません。

あくまで文章力の向上がblogの目的ではありますが、達成できた暁には、アクセス数も増えるんだろうなぁ、と改めて実感できた試みでした。

編集後記

※ここは適当に書き散らすところです

書く前からある程度予想はしていましたが、要約が全然意図通りにならないのはダメ出しされているようで悲しいですね。最近文章に関する本を読むというインプットを行えていないので、改めてインプットも頑張ろうと思いました。

また、この記事を発行して、この記事の要約も追記してみようと思います。どうなるでしょうか。

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(追記)ここまででいったん公開したものを、要約してみました。

AIでいろんな文章を自動的に要約するサイトが無料で公開されている。記事の要約は、AIが正しく構造を読み取って意図を理解した要約になる。記事の要約が意図通りにならないのはダメ出しされているようで悲しい。

これは、悪くないですね。ただ、編集後記からも内容を持ってこられています。SEO(検索エンジン)的には編集後記はよくないんでしょうね。気軽に書くところも欲しいんだけどなぁ。

CX-30購入しました!

CX-30を買いました。いえい!

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(写真は公式サイトより拝借)

www.mazda.co.jp

8月の連休中に車を契約しまして、今日(8/29)が納車日です。ワクワクしています。

買い替えの経緯についてまとめました。

今乗っている車

スバルXVの先代です。

新婚当時、妻が乗っていたFITに乗っていたのですが、8年近く通勤で使っていたこともあり、ガタが来ていたので、買い換えることにしました。

スライドドアのプレマシーと悩んだのですが、当時としては珍しい衝突安全ブレーキなどを含んだアイサイトがついていたことや、この画像のオレンジが気に入ったこともあり、こちらを購入することにしました。
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(画像はこちらの中古車サイトから拝借しました。いい車なので、興味のある方はぜひ)

そこから約8年乗ってきました。家族は子供2人が追加となり、計4名となりました。

ちょうどいい大きさ、走りの良さでした。特にアイサイトのクルーズコントロールはとても便利で、アクセルブレーキを気にせずに高速道路を走ることで、疲労は大きく軽減されました。

4WDゆえの燃費の悪さ(我が家の乗り方ではトータルの実燃費は10km/lでした)や、20~40km/hあたりの加速がイマイチといった重箱の隅的な不満はありましたが、総じて大満足の一台でした。やはり一番気に入っていたところは車の色で、今でもいい色だなぁ、と思います。側面のドアを凹ませてしまったことだけが悔やまれます。

買い換えようと思った理由

そんなこんなでかなり気に入っていた車なのですが、ここ数ヶ月、買い換えようかどうしようかという話を夫婦でしていました。理由は大小合わせて3つほどあります。

  • 8年経った
    車の調子は全く悪くないのですが、次の車検(初回3年、それ以降は2年に一度なので、9年目、つまり来年です)を通すと車の下取り価値が急速に下がるという話を聞きました。今は調子がいいのですが、10年前後で調子が悪いところが出てくるだろうなという思いもあり、そろそろだろうなと思っていました。
  • スタッドレスタイヤの買い替え
    次に出てきたのがスタッドレスタイヤの買い替えです。我が家は3年目にスタッドレスタイヤを買ったのですが、今年の冬に使うとなると、6シーズン目になります。あまり本来の性能を発揮するところに住んでいないのですが、流石に危ないだろうから買い換える必要があります。しかし、今買い替えて、2,3シーズンで車を買い換えるのももったいないという気がしました。
    総額を考えるとあまり論理的な話ではないのですが、家族の意思決定なんて、そんなもんですよね。
  • ナビが古い
    これはガジェットオタクの筆者が小さなフラストレーションとして持っていたのですが、さすがにナビが古いと思うようになりました。
    まずは音楽ですが、いまだにiPodをつないで聞いています。音楽環境をCDからサブスクに変えようと思っているのですが、そうすると、iPodでしか聞けない車内の環境を変える必要が出てきます。
    また、地図更新の無料期間が終わったので、2年くらい地図更新ができていないです。遠乗りするときは大体妻にGoogle mapを見てもらいながら新しい道路をナビしてもらうので、実用的な問題はあまりないです。しかし、道がないので、カーナビが道の再検索を繰り返すことや、道なき道を走るという画面に小さなフラストレーションを感じます。
    これも新しいナビを買えば解消できますが、こちらもスタッドレスタイヤと同じく、今更買い換えるのももったいないという気がしました。

新しい車の条件

ここはかなり悩みました。主に悩んだポイントは以下のとおりです。絞り込めていない点も含め、実車を見ながら検討していくことにし、ディーラーに行ってみることにしました。

  • 予算
    300万円ぐらいまでなら、キャッシュで払えるほどの貯金はあるにはあるのですが、ここから10年強は子供の教育費が家計を圧迫する時期のため、できるだけ安くすませたいなぁ、という思いはありました。
  • 新車/中古車
    中古車も少しは考えましたが、結局買い替え時期が早まってしまうことと、車検の回数が増えてしまうこともあり、選択肢から早々に外れました。
    一方で、「新古車」と呼ばれる新品未使用の中古車はこれらの問題の影響が小さいので対象となりました。
  • 大きさ
    私がミニバンを所有したくないのと、前のXVも傷だらけにしてしまったので、子供はこれから大きくなりますが、車のサイズはあまり大きくする気はありませんでした。あとは、XVと同じにするか予算との兼ね合いでもう少し小さくするかというところは実車を見ながら決めることにしました
  • 車内装備
    買い替えの理由にも書きましたが、ナビが古いのが不満だったため、ナビも含んだ車内装備が新しいことは必須条件でした。
  • 安全装備・クルーズコントロール
    XVのアイサイトがとてもよかったので、これらの機能がない車は対象外でした。もっとも、最近の車でこれらの機能がない車はあまりないので、あまり気になることはありませんでした。
  • 国産車
    予算とディーラー網の整備、周りで外車の修理部品の取り寄せに時間がかかったという話を聞くと、国産車一択でした。

候補車

絞り込めていませんでしたが、上記から検討していた車は下記のとおりです。

普通なら同じ購入時期に選択肢として並ばない車もあるのですが、それだけ候補が絞り込めていませんでした。

実際に見た・試乗した車にはかんたんな感想も書きました。

  • トヨタ アクア ... フルモデルチェンジ直後、新しいハイブリッドで走りもカタログ燃費も良かったです。少し小さくはなりますが、安いのもメリット。
  • トヨタ カローラツーリング ... 現在と同じぐらいの大きさと思われたため。実際は後席が少し狭かったです。こちらもハイブリットの走りがよかった
  • トヨタ ヤリスクロス ... XVよりは狭いのですが、見た目以上に広かったです。アクアより広く、ハイブリッドでも安い。席の座り心地がイマイチなのと、納期がかかるのが問題でした。約半年待ちらしいです。
  • マツダ マツダ3 ... 筆者デザイン一目惚れです。後部座席からリアにかけての曲線が最高です。実車の走りもよく、トランクも狭いと思っていたので、意外と広くてびっくりしました。
  • マツダ CX-5 ... 弟が先日購入した車です。我が家には少し大きいかな、と。
  • スバル インプレッサ、XV ... サイズ感はほぼ同じですが、流石に買い替えても見た目が変わらないので、満足感が低いだろう、と思っていました。結局見に行く前に契約してしまいました。

CX-30にした理由

結局、ディーラー巡りは夏休み前半、2,3日で終わってしまいました。トヨタマツダしか行っていません。

中古車サイトで希望に近い新古車が出たので、これを逃さないほうがいいですよ、と営業に言われ、お得だと思って買いました。いいように言われたなぁ、と契約したときは思ったのですが、購入してから今まで同じような条件の車は出てこなかったので、大正解でした。

決めた理由、いいと思ったところは以下のとおりです。

  • XVと同じサイズ感で違和感なく乗れそうだったため
  • ディーゼルエンジンで燃費(軽油はレギュラーガソリンより2割程度安い)が安くなりそう
  • 外観がかっこいい。マツダ3のほうが個人的には好みですが、CX-30もかなりスペシャリティがあると感じます。また、色は赤で、カープファンとしても満足です
  • 内装もかっこいい。筆者としては高級感があり、言うことなしです。一方で妻は、ちょっとメカメカしいのでテイストとしては好みではないが、質感はとても良く、十二分に合格点とのことでした
  • シートがよい。座り心地がかなりよく、他に乗り比べた車が少ないので引き合いに出してしまいますが、トヨタの車とは比べ物にならなかったです
  • 車内装備にCarplay/Android Autoが使える。iPhoneをつなぐことで、ナビ画面にGoogle mapを表示したり、サブスクの曲を流すことができます。地図も陳腐化しないところが魅力です

まとめ

CX-30を購入しました。もっとじっくり色んな車が見たかったという思いもあるのですが、結果としてはいい買い物だったと現時点では思っています。ガジェットオタクらしく、車内装備については別途レビューをしたいと思います。では。

編集後記

※ここは推敲等せずに、適当に書き散らすところです。

現在朝7:40。後数時間で納車です。今から楽しみでしかたがありません。

一方で、Chromebookはてなのアプリを使ってblogを書いているのですが、アプリの調子が悪く、危うく1時間ぐらいの原稿が吹っ飛ぶところでした。危ない危ない。

英語の勉強時間を増やそうとした(そして失敗した)話

 

動機

以前の記事に2021年中にTOEIC L&R 900点を目指すと書きました。

improve-txt.hatenadiary.com

普段は1日1時間強、週8時間を目標に勉強しています。過去記事にも書いたとおり、この勉強時間でもスコアは伸び続けると今でも思っています。

improve-txt.hatenadiary.com

それでも英語の勉強時間を増やそうと思ったのは、期限と難易度です。今年の5月に850点を取得し、900点もそれなりにがんばれば到達するだろうと思っていたのですが、この50点は意外と大変なのではないかと思い始めました。

改めて考えてみると、あまり時間がありません。夏休みは普段実家に帰っているのですが、この状況下では帰れないこともあって、この夏休みは英語の勉強を頑張ろうと思い、それを実行しました。実行計画と結果、考えたことについて書きました。自分の考えたことを整理して書いてみただけなうえ、まだ結果が出たわけではないですが、考え方として参考にしてもらえる人がいると嬉しいです。

スコアの分析

今までの600→850点はある程度まんべんなくやっていれば、できないところが多い上、正解しているところも理解が完全でなかったこともあり、素直にスコアが伸びてきました。

ところが、最近解いた模試を通じて実感したのですが、850点→900点を目指そうと思ったとき、もう85問ぐらい正解できているので、残りの15問が正解できるようになるためには、苦手と向き合う必要があります(蛇足ですが、TOEICの配点が1問5点ではないことは知っています。イメージです。)。

今まで通りやっていても時間があればそれなりに伸びていくとは思うのですが、期限を(自分で)決めているので、戦略的にやらないと間に合わないと思いました。

そこで、改めてスコアを考えると、Lは450点、Rは400点で、Readingのほうが伸びしろがありそうです。

Readingについて、最近解いた模試の正解数と感触を改めて検討しました。

  • どのパートもそんなに正答率に差はありません。全部8割ちょいですね。
  • 時間がない中でも最後まで解き切れてはいるのですが、最後の部分はかなり雑に解いて、間に合わせているだけという感触もあったり、最近の試験中はトイレに行くことが多く、時間のロスも多いことも考えると、間に合っていないと考えたほうがいいかもしれません。

模試の感触では糸口がつかめませんでした。

しかし、Part5(文法問題)の問題集を解いているときに、同じ問題を間違えていること、時間配分を超過することが多いこと(ちなみに、900点を目指す人は10分切りを目指すべきと言われています)から、Part5の正答率を上げることで時間切れに対処でき、結果として、残りの長文パートも正解率があがるのではないかと考え、ここを最重点ポイントとしました。

計画

幸いに、夏休みは10連休となっていました。1日4時間を目標に勉強することにしました。

重点項目はPart5、使用教材は「でる1000」です。

夏休み前までに2周していましたが、それを行って気がついたのは、できる問題とできない問題がはっきりしているということでした。1周目も復習をしていたのですが、1年以上かけてやってしまったので、結局2周目にやったことが覚えられておらず、間違いを繰り返すという感じでした。

間違えているところを重点的にやるという方法も考えたのですが、3周目はジャンル別に並んでいる問題ではなく、別冊のランダムに並べ直した冊子を解くことにしました。当初は別冊に本体の間違えた数を書こうと思ったのですが、あまりに面倒すぎてやめました。

別冊を1周、間違えた問題のみもう1周、また、間違えた問題はAnkiというアプリに登録することを目標にしました。Ankiアプリは別途紹介するかもしれません。

それ以外には、この前解いた模試の復習と音読が終わっていなかったので、それを行いました。あとはルーチンの勉強です。

結果

時間

一応1日あたり4時間はほぼ達成しました。

しかし、1日4時間の捻出は家族持ちにはなかなか難しいものでした。最初の数日はペースがつかめず、3時間ぐらいになり、後半で帳尻を合わせるために、6時間勉強した日もありました。朝子供が起きてくる前に1.5時間、午前中に1時間、午後と夜に合わせて1.5時間ぐらいが理想的な配分ですが、実家に帰らなかったとはいえ、外出もちょくちょくあり、なかなかそこまで高いモチベーションを保てませんでした。

それでも夏休み中はほぼ目標が達成できたのですが、その反動で次の週(この記事を公開した週)のモチベーションが下がり、今週の勉強時間が2時間程度です。やはり短期集中型は筆者には向いていないのだと実感しました。

でる1000

別冊を1周、間違えた問題は0.8周ぐらい、間違えた問題の登録は0.4周ぐらい終わりました。解いた全体的な感想としては、

  • 過去2回間違えていた問題
    少しだけ正解ができるようになりましたが、相変わらず間違えていることが多く、繰り返し解いて定着させる必要がありそうです。
  • その他の問題
    これらは本当は正解できるべきですが、正解できない問題も多かったです。凡ミスであることはあまり多くなく、考えすぎて間違えることが多い印象でした。それなりに勉強して知識がついたので、単純な問題を深読みして間違えるパターンです。これは正しい知識を身につけて確実に正解するようにしないといけません。

ということでした。どこか大きな課題が見つかればそこを重点的に頑張る予定だったのですが、全体的に頑張らないといけないという身も蓋もない結果だったので、引き続きやっていくしかなさそうです。

間違えた問題の登録ですが、ちょっとこれは時間がかかりすぎています。これによって記憶が定着するわけではなく、ただの作業となっているので、途中までやってもったいないですが、アプリに切り替えるべきですね。記事を書きながらそう思いました。

音読を含めたその他

こちらはだいたい目標通り進捗しました。

時間があったら過去模試の解き直しとかもしたかったのですが、そこまでは手が回りませんでした。

まとめと反省

夏休みをいかして、集中して勉強をすることで、今年中のTOEIC900点を目指そうと思ったのですが、思ったように時間が取れなかった上、燃え尽き症候群のようなものにもなってしまいました。

また、Part5についてもまだ課題が多く、900点はかなり難しいと感じています。モチベーションが持たなかったことも含め、今年(2021年)中の900点も実現困難と言わざるを得ない状況です。

かといって、もはや40代、落ちていく記憶力と闘う必要があるので、どこかで頑張る必要もあります。モチベーションを維持しながら勉強時間を増やしていくことが課題です。では。

編集後記

※編集後記は、推敲等せずに、適当に書き散らす場所です。

勉強時間を増やそうと頑張って、燃え尽きるパターンは何度も経験していますが、今回もその罠にハマってしまいました。最近勉強をするシーンを公開しているYoutuberをよく見るのですが、彼らの高いモチベーションと継続力は本当にすごいと思います。夏休み中でもないのに、1日3~4時間、1年以上は継続しているわけですから。つくづく努力することも才能だと感じました。

あと、この文章読み返すと、自分の中でもあまり上手な文章ではないですね。最近サボりがちだったので、習慣維持のためにも、この記事はもうこれで出そうかなと思うのですが、1.5時間かけてこのクオリティの低さ。。文章を書く練習はまだまだ必要そうです。